9/17 ブレックファーストしつもん読書会〜内に秘めた天才(性)を引き出す

 「ブレックファーストしつもん読書会」は、やっと月次開催が板についてきた感じで嬉しいです。


 今月もどんなシェアがされたのか、少しご紹介します。

 しつもん読書会でどんなお話がされているのか少しでも知っていただけると、一冊の本がいかに感情を豊かにするのか、あるいは知識の習得にいかにレバレッジが効くのか、ご興味を持っていただけることでしょう。 



 9月のしつもん読書会は、全員女性で4人だったのですが、これがとても深い視点にまで及んで、参加者の皆さんから感じられる終わった後の充実感がグーンと広がっている感じがしました。 



 取り上げた『新インナーゲーム』、 


 内に秘めた天才(性)を引き出す本! 


 というキャッチで全員の意見が一致しました。



 さて、そこまでのディスカッションは。。。。。 



 まずチェックインでこの読書会が終わった時にどんな状態になっていたいかを言葉にしてもらいました。 これが最初から凄かったんです。 


 既に2時間読み終わったかのような。。。(笑) 



 お一人が、ご自身が読書会会場までの道のりで迷って遅れてしまった事例を話してくれました。

 曰く 

「会場建物の前を歩いているのに、そして、すぐ近くのコンビニの前を通っているのに一方向しか見えていなかったの。 


 遅刻しちゃうって焦ってて。 


 探すことに集中してるはずなのに、全然見えてなかったんです。 

だから、集中してもリラックスしてゆとりがある、 全体が見えてる、 このコツを分かりたい!」 




 そして、さらに参加者の皆さんへ「しつもん」を進めていって、 

この本へ投げかける疑問として 


 昔は「集中」=根性論的で、部活の練習に集中する為にお水飲んじゃダメみたいな。 

今は「科学」と言ってるけどそれって何? 


 という面白い視点が共有されました。 


 確かに、中学でも高校でも、むかーし昔は練習中にお水は飲めませんでしたー。

(>_<) 

 今ではありえませんけどね。 



 ところで、私のしつもん読書会は今のところ一冊の同じ本を参加者全員で扱うようにしているんです。 


 ある参加者の方が、なんでこの本がここにあるんだろう?と考えたときに、

この1-2年で読んできた本を振り返ってみると興味の対象が違ってきていることに気付いたそうです。 本屋にいっても手に取る本が違っていることに気がついて、

改めて今の自分の方向性を知る、 

そんなタイミングになったようです。 


 だから、 この本は「今の私に必要とされている」本だったんだと気がつくのです。 


 とても興味深い気づきです。 



 ある方は、 

「アウターゲーム(技術論)のことばかり気にしている私たちに、

インナーゲームの大切さを教える」ために この本があるんだと気づかれました。




 私たちが気になったキーワードは次のようなものです。 


・ 心をボールの縫い目に集中させる 

・現実を感じ取る 

・呼吸に意識を集中する 

・セルフ2を信じきる 

・無判断 

・インナーゴール 

・「今ここに」注意を絞る 

・習慣を変える 



 そして、この本のメッセージって何だろう?をみんなで共有しました。 


 ある人が言いました。 

心を集中させる能力とは、 自分から逃げない、そして囚われないこと。 

だから、思考の方向をコントロールできる能力である。 



 そして、ある人はこう言いました。 

肉体を感じ取ること 

五感を研ぎ澄ますこと 

バランスや満ち足りた感覚との一体感が大事である。 



 さらに、ある人は 


 観察・フォーカスを決める 

↓ 

イメージを作る 

↓ 

PLAY!自分(セルフ2)を信じて

 ↓ 

観察(無判断) 


この流れの中でプレイする時には五感が研ぎ澄まされていて、自分自身との一体感が感じられて、いわゆるフローの状態になる。 




 ここまで共有が進んできた時に、最初の共有をしてくれた方が更に気がつかれたんです。

 自分が一人で読んでいた時に理解していたことと他のみんなが共有してくれたことが少しズレがあるようだということに! 

 みんなから出てくる内容はもっと感覚的なことが多い。 

感覚を大事にすること。 

自分はこの本の言っていること自体を頭で理解して読んでいたようだ。 


こんな感じの気づきだったと記憶しています。 



 しつもん読書会ではどんな気づきもコメントも意見も、 


 み〜んな正解です! 

 制限なし! 


 だから、こんな気づきが自然と生まれるんです。 


 これもセルフ2、自分自身の声のなせる技! 



 人はその人の大切にしている部分に関係のある気づきを得ると、 

そのフィジオロジー、つまり表情や姿勢、声などに明らかに違いが現れます。 


 価値観の大切な部分に触れる瞬間です。 



 そんな瞬間に立ち会えること、

それが私がファシリテーターをしていて一番の醍醐味だと感じています。 



そして、魔法の質問です! 

 ○ あなたはなぜそれを続けるのですか?もっと未来のゴールは何?

 ○ じゃあ、なぜ人にはネガティブとポジティブの感情があると思う? 

○ セルフ2が"やってみよう"と思える環境とは? 


 魔法の質問の後は実はさらに盛り上がり、30分近く延長しました。



 読書会のサブタイトルに出していた「ベストパフォーマンス」のためには 

上記にフローを起こす流れを記載しましたが、 

これがベストパフォーマンスを引き出す流れ。 


セルフ2にいかに働いてもらうかが鍵で、 それにはセルフ1(制限的ビリーフ)に静かにしてもらうちょっとしたテクニックがあります。 それが気になるキーワードに出ていた内容です! 


・呼吸に意識を向ける、

 ・ボールの縫い目に心のフォーカスを絞る、

 ・打つときに(ボールの)バウンド!、(ボールを)ヒット!と口に出しながらプレーする 


 これと同種の工夫を、自分が応用したいフィールドで実行すればいい 


 これらはすなわち、 マインドフルネスと同じ。。。 




 さて、いかがでしたか? 少しでも雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。 


一冊の本の新しい使い方、しつもん読書会。 

 未体験の方、ぜひこの感覚をご一緒しましょう! 


 次回は10月23日(日)9:30@都内の予定です。 

さらに年内は仮日程ですが、 

11月12日(土)午前中 

12月10日(土)午前中 を考えています。 


 それでは、またしつもん読書会でお会いしましょう!  

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